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ラピスラズリ (lapis lazuli) は、方ソーダ石グループの鉱物である青金石(ラズライト)を主成分とし、同グループの方ソーダ石・藍方石・黝方石など複数の鉱物が加わった類質同像の固溶体の半貴石である。和名では瑠璃(るり)といい、サンスクリット語のヴァイドゥーリャないしパーリ語のヴェルーリヤの音訳である。深い青色から藍色の宝石で、しばしば黄鉄鉱の粒を含んで夜空の様な輝きを持つ。

眼病を癒すサファイヤ?名前の由来

ラピスラズリのラピス(Lapis)はラテン語で”石”、ラズリ(Lazuli)は”青”や”空”を意味するペルシャ語の”lazward”が語源である。
スペイン語/ポルトガル語で青を意味する”azul”もここから来ており、イベリア半島が8~13世紀半ばまでイスラム世界であった名残が見られる。
ラピスラズリ―金色の斑点が輝く群青の石。 古代ローマの博物学者プリニウスはラピスラズリを「星のきらめく天空の破片」と表現した。 ラピスラズリの美しさを言い表すのにこれほどふさわしい言葉は他にはない。

ラピスラズリのラピス(Lapis)はラテン語で”石”、ラズリ(Lazuli)は”青”や”空”を意味するペルシャ語の”lazward”が語源である。
鑑別技術の発達していない中世の頃までは、ラピス・ラズリを含めた青い宝石をサファイアと呼んでいました。
古い文献に登場する「眼病を癒すサファイア」は、現在のラピス・ラズリを指していると考えられています。

天然ウルトラマリン

ラピスラズリを原料とした青色顔料に天然ウルトラマリンがある。天然ウルトラマリンはラピスラズリを精製して製造する。ウルトラマリンとは「海(ラピスラズリの場合は地中海)を越えて」きたものという意味。なおウルトラマリンの内、青色のものをウルトラマリンブルーと呼ぶ。19世紀にはウルトラマリンは人工顔料として合成されるようになる。

フェルメール・ブルーと称される青の原料

フェルメールの絵に見られる鮮やかな青は、「フェルメール・ブルー」と呼ばれる。用いられた絵の具は、天然「ウルトラマリンブルー」。非常に貴重な鉱石「ラピスラズリ(Lapis lazuli)」を原材料としている。17世紀には金よりも貴重であったといわれ、「天空の破片」とも呼ばれた。

ラピスラズリが用いられた装飾品

ツタンカーメン

ナイル河畔の町ルクソールの対岸にある王家の谷で発見されたツタンカーメン王(紀元前1350年頃)の黄金マスクにラピスラズリが使われ、当時のままの美しい金と青のコントラストを見ることができる。

紺玉帯

牛皮、ラピスラズリ、銀・鍍金
全長167.6cm、幅4cm
原品:唐または奈良時代・8世紀(模造:昭和55年(1980〉牧田三郎作)
原品:正倉院宝物(模造:奈良・官内庁正倉院事務所)
 正倉院には、中国や西方の国々から請来された品々や、それらに倣った作品も多数保管されている。この作品の原品も、もともと唐からもたらされたか、あるいはそれを模して作られた当時の最高級の装飾品の一種である。

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